朝間(読み)アサマ

デジタル大辞泉 「朝間」の意味・読み・例文・類語

あさ‐ま【朝間】

朝のうち。朝のあいだ。朝。
「―の寒い風が吹き通って」〈秋声あらくれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「朝間」の意味・読み・例文・類語

あさ‐ま【朝間】

〘名〙
① 朝のうち。朝のあいだ。
曾我物語(南北朝頃)五「夜るならばこうこうとこそ鳴くべきにあさまに走る昼狐かな」
早朝夜明け
※光悦本謡曲・葛城(1465頃)「はづかしや、あさましや、あさまにもなりぬべし。明けぬ先にと葛城の」
※あらくれ(1915)〈徳田秋声五八「朝間(アサマ)の寒い風が吹通って」
明朝。〔御国通辞(1790)〕

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