朝霞[市](読み)あさか

百科事典マイペディア 「朝霞[市]」の意味・わかりやすい解説

朝霞[市]【あさか】

埼玉県南東部の市。1967年市制。武蔵野台地北東部の縁辺にあり,北東境を荒川が流れる。中心市街は川越街道の旧宿場町で,膝折(ひざおり)宿と呼ばれた。第2次大戦中,陸軍士官学校が設けられ,戦後は米軍キャンプになったが,現在は自衛隊基地となっている。江戸末期からの伸銅工業は戦後衰微,代わって金属・プラスチック,出版・印刷工業が発達しているが,小規模な工場が多い。武蔵野線,東武東上線が通じ,1960年代から宅地化が急速に進んだ。18.34km2。12万9691人(2010)。
→関連項目フランク永井

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