朝鮮労働組合全国評議会(読み)ちょうせんろうどうくみあいぜんこくひょうぎかい

世界大百科事典(旧版)内の朝鮮労働組合全国評議会の言及

【大韓民国】より

…さらに70年代の反政府運動の特徴として,工業化とともに成長してきた労働者階級の自立した運動が,民主化闘争のなかで重要な位置を占めるようになった点を指摘できる。 労働組合の全国組織としては,解放直後に大衆的基盤をもって結成された左派系の朝鮮労働組合全国評議会(全評,1945年11月結成)が米軍政庁に弾圧されて以降,対抗的に組織された右派系の大韓独立促成労働総連盟(大韓労総,1946年3月結成。李政権下で大韓労働組合総連合に改組)が唯一の存在であったが,御用団体的性格が強かったため,民主的労働運動を求める勢力は59年に新たに全国労働組合協議会を結成した。…

※「朝鮮労働組合全国評議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」