朝鮮金石総覧(読み)ちょうせんきんせきそうらん(英語表記)Chosǒn-kǔmsǒk ch'ongram

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「朝鮮金石総覧」の意味・わかりやすい解説

朝鮮金石総覧
ちょうせんきんせきそうらん
Chosǒn-kǔmsǒk ch'ongram

朝鮮金石文を集めた書物。 1952~55年にかけて朝鮮総督府がその収集した拓本によって朝鮮各地の金石文を編纂したもの。上下2巻。金石の種類は碑,墓誌,石標石刻石幢石経,そのほか鍾,仏像,塔の類にまで及んでいるが,年代的には高麗以前までを主体としている。 71年若干の改訂を加えて国書刊行会から再刊された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android