木地長持(読み)きじながもち

精選版 日本国語大辞典 「木地長持」の意味・読み・例文・類語

きじ‐ながもちきヂ‥【木地長持】

  1. 〘 名詞 〙 木地のままの、漆などを塗らない長持。また、木地塗りの長持。
    1. [初出の実例]「二番の木地長持(ナカモチ)ひとつ」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の木地長持の言及

【長持】より

…蓋がつき,両短側面には棹通しの金具をつけて棹を通し,前後2人で担ぐ,収納具であると同時に運搬具である。漆塗の塗長持と素木の木地(きじ)長持とがある。また普通の長持よりも大型で,車をつけた車長持もある。…

※「木地長持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android