木戸松子(読み)きど まつこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木戸松子」の解説

木戸松子 きど-まつこ

1843-1886 幕末-明治時代,木戸孝允(たかよし)の妻。
天保(てんぽう)14年生まれ。若狭(わかさ)(福井県)小浜(おばま)藩士の娘。父の死後京都祇園(ぎおん)の芸妓(げいぎ)となる。桂小五郎(のちの木戸孝允)の尊攘(そんじょう)運動をたすけ,のち結婚。明治10年夫が病死すると出家した。明治19年4月10日死去。44歳。京都出身。芸妓名は幾松。法名は翠香院。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android