木折り(読み)キオリ

デジタル大辞泉 「木折り」の意味・読み・例文・類語

き‐おり〔‐をり〕【木折り/気折り】

[名・形動ナリ]無骨で愛想のないこと。また、そのさま。
田舎侍の、―にこはごはしかりけるが」〈盛衰記・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「木折り」の意味・読み・例文・類語

き‐おり‥をり【木折・気折】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 気が強くて、愛想のないこと。また、そのさま。一本気で気短かな様子
    1. [初出の実例]「田舎侍の気折(キヲリ)にこはごはしかりけるが」(出典:源平盛衰記(14C前)三)

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