木の暗れの（読み）このくれの

精選版日本国語大辞典「木の暗れの」の意味・読み・例文・類語

枕木の葉がよく茂っている意で、「しげし」および「四月(うづき)」にかかる。
1. [初出の実例]「二上山に許能久礼乃(コノクレノ) 繁き谷辺を呼びとよめ朝飛び渡り夕月夜かそけき野辺に遙々に鳴くほととぎす」(出典：万葉集（８Ｃ後）一九・四一九二)

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