木棒・木鋒・木鉾(読み)きぼう

精選版 日本国語大辞典 「木棒・木鋒・木鉾」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう【木棒・木鋒・木鉾】

〘名〙 (古く「きほう」とも)
① 木で作った棒。
浄瑠璃・公平誕生記(1661頃)二「二三十人打つれて、きぼうをてんでにもち」
② やじりの一種。まるく長くて棒の形をしたもの。木や竹で作り、楯、船などを射割るのに用いる。木桙(きぼこ)
応仁記(15C後)一「箭負(さきおひ)の夫、河原より落ち失せて著陣せず候間、木鉾を少し合力候へと申し送りければ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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