木登(読み)きのぼり

精選版 日本国語大辞典 「木登」の意味・読み・例文・類語

き‐のぼり【木登】

〘名〙
① 木によじ登ること。また、たくみに木に登る人。
※宇治拾遺(1221頃)一三「木のぼりよくする法師、のぼりて見れば」
② (高い木の上に首を載せられるところから) 獄門にかけられること。さらし首になること。さらし首。梟首(きょうしゅ)
浮世草子・沖津白波(1702)五「孫兵へ親子三人をば木(キ)のぼりとさだめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android