木菟土偶(読み)ミミズクドグウ

デジタル大辞泉 「木菟土偶」の意味・読み・例文・類語

みみずく‐どぐう〔みみづく‐〕【木菟土偶】

土偶一種縄文時代後期から晩期にかけて主に関東地方でつくられたもの。刻み目を施した隆帯で輪郭を縁取り、円盤両目と口を表現した顔が、みみずくの顔に似ることからこう呼ばれる。埼玉県さいたま市岩槻区の真福寺しんぷくじ貝塚で出土したものが有名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android