木蓮(読み)モクレン

デジタル大辞泉 「木蓮」の意味・読み・例文・類語

もく‐れん【木×蓮/木×蘭】

モクレン科の落葉低木または亜高木。よく分枝し、葉は広倒卵形。3、4月ごろ、葉に先だって紫色の6弁花を上向きに開く。実は集合果で、熟すと裂けて赤い種子をつり下げる。中国原産。古くから庭木とされる。モクレン科の双子葉植物にはコブシオガタマノキユリノキなども含まれる。マグノリア紫木蓮しもくれん木蓮華もくれんげ。もくらん。 春》大空に―の花のゆらぐかな/虚子

き‐はちす【木×蓮】

ムクゲ別名
フヨウの別名。

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精選版 日本国語大辞典 「木蓮」の意味・読み・例文・類語

き‐はちす【木蓮】

〘名〙 (「きばちす」とも)
植物ふよう(芙蓉)」の古名。〔俳諧・改正月令博物筌(1808)〕
② 植物「むくげ(木槿)」の異名。《季・秋》 〔十巻本和名抄(934頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木蓮」の解説

木蓮 (モクレン)

学名Magnolia liliflora
植物。モクレン科の落葉大低木,園芸植物,薬用植物

木蓮 (キハチス・キバチス)

植物。アオイ科の落葉低木,園芸植物。フヨウの別称

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