末弭・末筈(読み)うらはず

精選版 日本国語大辞典 「末弭・末筈」の意味・読み・例文・類語

うら‐はず【末弭・末筈】

〘名〙 弓の筈(はず)の名。弓材の木の先端を末(うら)と呼ぶことによる。⇔本弭(もとはず)
正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳「梓御弓八十四張〈略〉一張〈略〉末弭継銅目刺、紫皮纏弓把」

すえ‐はず すゑ‥【末弭・末筈】

〘名〙 弓を射る時、上になる方の弭(はず)うらはず。〔元和本下学集(1617)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android