末梢的(読み)マッショウテキ

デジタル大辞泉 「末梢的」の意味・読み・例文・類語

まっしょう‐てき〔マツセウ‐〕【末×梢的】

[形動]本質から外れているさま。瑣末さまつで取るに足りないさま。「末梢的な問題にこだわる」
[類語]二次的二義的副次的些細瑣末枝葉枝葉末節些事細事小事細かい細細こまごましい煩瑣はんさ瑣瑣ささたる区区くくたるちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる些些ささ些細ささいささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微つまらない無意味下らない問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末梢的」の意味・読み・例文・類語

まっしょう‐てき マッセウ‥【末梢的】

〘形動〙 物事根本からはずれているさま。また、とりあげる価値のないさま。
※崖の下(1928)〈嘉村礒多〉「うはずった末梢的な興奮からでなしに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android