末梢血幹細胞(読み)マッショウケツカンサイボウ

デジタル大辞泉 「末梢血幹細胞」の意味・読み・例文・類語

まっしょうけつ‐かんさいぼう〔マツセウケツカンサイバウ〕【末梢血幹細胞】

血管の中を流れる血液末梢血)の中にある造血幹細胞
[補説]血管の中を流れる末梢血には、通常、造血幹細胞はほとんど存在しないが、白血球を増やすG-CSFという薬剤を投与すると、骨髄から多量の造血幹細胞が血液中に流れ出る。末梢血幹細胞移植では、こうして増やした幹細胞を血液から分離して患者に投与する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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