末生り(読み)ウラナリ

デジタル大辞泉 「末生り」の意味・読み・例文・類語

うら‐なり【生り/末成り】

時期が遅くなってつるの先のほうに実がなること。また、その実。実は小形で、味も劣る。「―のカボチャ」⇔本生もとな
顔色が悪く弱々しくて元気のない人をあざけっていう語。
末っ子
「―の子をばころがし育てなり」〈柳多留五五
[類語]実る生る実を結ぶ鈴生り実り結実本生り二度生り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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