デジタル大辞泉 「末端」の意味・読み・例文・類語 まっ‐たん【末端】 1 物のはしの部分。「枝の末端」2 組織などの中央から最も遠い部分。「意図を末端にまで徹底させる」[類語]先・先端・突端・頭あたま・末・先っぽ・ヘッド・はし・端はな・突先とっさき・突端とっぱな・一端いったん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「末端」の意味・読み・例文・類語 まっ‐たん【末端】 〘 名詞 〙① 物のはし。さき。[初出の実例]「恐ろしさが私の髪の毛の末端迄来た時ですら」(出典:こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下)② 組織などの、中枢からもっとも遠い部分。下部。〔生物学語彙(1884)〕③ 転じて、些細(ささい)なこと。つまらないこと。[初出の実例]「曹洞の始祖としての自信と権威との挙示とみられないこともない。然しそれは末端のことである」(出典:道元(1955)〈唐木順三〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例