本合海(読み)もとあいかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「本合海」の意味・わかりやすい解説

本合海
もとあいかい

山形県北東部、新庄市(しんじょうし)の一地区。最上川(もがみがわ)中流に位置し、古くから最上川舟運の河岸であったが、とくに明治になって内陸庄内(しょうない)地方を結ぶ河港として繁栄した。1914年(大正3)の酒田線(現在のJR陸羽西線)の開通で河港としての機能を失った。最上川に沿って国道47号が走り、新庄温泉がある。

中川 重]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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