本来空(読み)ホンライクウ

デジタル大辞泉 「本来空」の意味・読み・例文・類語

ほんらい‐くう【本来空】

仏語。一切のものはもともと仮の存在であり、実体のないものであるということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「本来空」の意味・読み・例文・類語

ほんらい‐くう【本来空】

〘名〙 仏語。この世に存在する一切の万物は本来実有ではなく因縁による仮の存在であること。
正法眼蔵(1231‐53)三時業「了すれば即ち業障本来空」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android