本田靖春(読み)ほんだ やすはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本田靖春」の解説

本田靖春 ほんだ-やすはる

1933-2004 昭和後期-平成時代のノンフィクション作家。
昭和8年3月21日朝鮮京城生まれ。読売新聞社にはいり社会部記者時代の39年には「黄色い血」追放キャンペーンを展開した。46年フリーとなる。52年吉展(よしのぶ)ちゃん事件をあつかった「誘拐」で「文芸春秋」読者賞。53年金嬉老(きんきろう)事件をテーマにした「私戦」を発表。59年「不当逮捕」で講談社ノンフィクション賞。ほかに「「戦後」―美空ひばりとその時代」「評伝 今西錦司」「我,拗(す)ね者として生涯を閉ず」など。平成16年12月4日死去。71歳。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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