本船・元船(読み)もとぶね

精選版 日本国語大辞典 「本船・元船」の意味・読み・例文・類語

もと‐ぶね【本船・元船】

〘名〙
伝馬船(橋船・はしけ・枝船)など付属の小船に対して、それを持つ大船をいう。
※廻船大法之巻(16Cか)「本船枝船之時、枝船の荷物捨て、本船無恙時者、本船に配当有間敷事」
港湾瀬取りをする瀬取船茶船・上荷船の類に対して碇泊中の大型荷船をいう。
浮世草子好色一代女(1686)三「外より見るもかまはず元(モト)ぶねに乗移り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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