朴正官(読み)ぼく せいかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朴正官」の解説

朴正官 ぼく-せいかん

?-1874 江戸後期-明治時代の陶工
朴正伯(せいはく)の子。薩摩(さつま)(鹿児島県)の苗代川窯名工。竪野(たての)窯の樋渡伝兵衛,内田源助画法,絵の具調合法をまなび,天保(てんぽう)15年錦手(にしきで)部主取役となる。藩主島津斉彬(なりあきら)の命で陶器工場で絵付けを指導。慶応3年パリ万国博覧会に錦手大花瓶を出品。明治7年6月死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android