朽残(読み)くちのこる

精選版 日本国語大辞典 「朽残」の意味・読み・例文・類語

くち‐のこ・る【朽残】

〘自ラ四〙
① 朽ちかかって生き残る。また、枯れかかって残る。
仏道の記(1266‐69頃)「くちのこる桜を見ても忍ぶ哉荒れにし宮の古の春」
② 腐らないで残る。
※百座法談(1110)六月二六日「現に一巻くちのこれり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「朽残」の読み・字形・画数・意味

【朽残】きゆうざん

朽敗

字通「朽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android