朽索(読み)キュウサク

デジタル大辞泉 「朽索」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さく〔キウ‐〕【朽索】

くさった縄や綱。

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精選版 日本国語大辞典 「朽索」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐さくキウ‥【朽索】

  1. 〘 名詞 〙 古くなってくさったなわ。
    1. [初出の実例]「懼朽索於奔駕」(出典本朝文粋(1060頃)一三・朱雀院平賊後被修法会願文〈大江朝綱〉)
    2. 「朽索一たび断て六馬奔逸するに至らば」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐方術伝下・費長房〕

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普及版 字通 「朽索」の読み・字形・画数・意味

【朽索】きゆう(きう)さく

くさったなわ。北周信〔哀江南の賦〕潰水に乘るに膠(かうせん)(にかわの舟)を以てし、駒(ほんく)を馭するに朽索を以てす。

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