杉田禾堂(読み)すぎた かどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉田禾堂」の解説

杉田禾堂 すぎた-かどう

1886-1955 大正-昭和時代の鋳金家。
明治19年8月1日生まれ。津田信夫(しのぶ)にまなぶ。母校東京美術学校(現東京芸大)の講師,商工省工芸指導所嘱託,大阪府商工技師をつとめ,帝展,新文展,日展で活躍。昭和26年全日本工芸美術家協会初代委員長となる。昭和30年8月27日死去。69歳。長野県出身。本名は精二。作品に「用途を指示せぬ美の創案」「真珠飾黄銅花瓶」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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