杉菜藻(読み)スギナモ

デジタル大辞泉 「杉菜藻」の意味・読み・例文・類語

すぎな‐も【杉菜藻】

オオバコ科水生多年草本州以北の沼に生える。長さ30~50センチ。泥中地下茎がはい、先の方は水中から水面上に伸び、スギナに似る。花弁のない花をつける。

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精選版 日本国語大辞典 「杉菜藻」の意味・読み・例文・類語

すぎな‐も【杉菜藻】

  1. 〘 名詞 〙 スギナモ科の沈水の多年草。中部以北の本州、北海道の沼中に生える。泥中を長くはう根茎から茎を多数出す。茎は水中から水面上に立ち上がり、単一で緑色。葉は線形で一〇個ぐらい輪生する。七~八月、葉腋に非常に小さな無弁花を単生する。雄しべ雌しべは各一本。果実は緑色の楕円形。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「杉菜藻」の解説

杉菜藻 (スギナモ)

学名Hippuris vulgaris
植物。スギナモ科の抽水性・沈水性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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