李 元昊(読み)りげんこう

旺文社世界史事典 三訂版 「李 元昊」の解説

李 元昊
りげんこう

1003〜48
西夏 (せいか) の初代皇帝,景宗(在位1032〜48)
父のあとを継いでタングート族の王となり,国家体制を整備し,皇帝の位について大夏(中国では西夏と呼ぶ)と称した。軍制地方制度を整え,よく宋・遼と対抗して自国地位強化文化向上にもつとめ,学校をおこし,中国の書物を翻訳させ,独特の西夏文字を創った。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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