旺文社世界史事典 三訂版 「李 広利」の解説
李 広利
りこうり
前漢の武将
妹の李夫人が武帝の寵を得たのに伴い,彼も用いられ,帝の命で前104〜前102年西域の大宛国(フェルガナ)を攻め,国都を陥落させた。さらに康居・烏孫 (うそん) などを従え,漢の西域発展に寄与。妹の子を皇太子にたてようとして失敗し,前90年匈奴 (きようど) を攻めたが,逆に捕らえられて殺された。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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