材木運上(読み)ざいもくうんじょう

精選版 日本国語大辞典 「材木運上」の意味・読み・例文・類語

ざいもく‐うんじょう ‥ウンジャウ【材木運上】

〘名〙
河川を利用して搬出する商・民材に課した定率運上、または市場売上高に課した不定率の運上。材木役銀。
江戸時代幕府諸藩山林立木を払い下げる際、原木代として徴収した運上。
※向山誠斎雑記(1838‐56)癸卯雑記「大河原材木運上は、御代官より相納候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android