村上冬嶺(読み)むらかみ とうれい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上冬嶺」の解説

村上冬嶺 むらかみ-とうれい

1624-1705 江戸時代前期の医師,儒者
寛永元年生まれ。京都の唖科(小児科)の医師。東山天皇皇子を治療,のち法印にすすみ,春台院の号をゆるされた。儒学那波活所(なば-かっしょ)にまなぶ。詩文にすぐれ,伊藤坦庵,伊藤仁斎らとまじわった。宝永2年8月29日死去。82歳。名は友佺,等詮。字(あざな)は漫甫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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