村士淡斎(読み)すぐり たんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村士淡斎」の解説

村士淡斎 すぐり-たんさい

1700-1772 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)13年生まれ。江戸の人。三宅尚斎(しょうさい)に師事,のち備後(びんご)(広島県)福山藩の儒者となる。また茶事を原田平入にまなび,不厭庵(ふえんあん)とも号した。「茶杓書」「淡斎遺文集」がある。明和9年8月5日死去。73歳。名は宗恒。通称は弥十郎,弥左衛門。姓は「むらじ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android