村田沙耶香(読み)ムラタサヤカ

デジタル大辞泉 「村田沙耶香」の意味・読み・例文・類語

むらた‐さやか【村田沙耶香】

[1979~ ]小説家千葉の生まれ。平成15年(2003)「授乳」が群像新人文学賞優秀作となり作家デビュー。平成25年(2013)「しろいろの街の、その骨の体温の」で三島由紀夫賞受賞。平成28年(2016)「コンビニ人間」で芥川賞受賞。他に「ギンイロノウタ」「星が吸う水」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「村田沙耶香」の解説

村田沙耶香

日本の小説家、エッセイスト。1979年8月14日、千葉県生まれ。玉川大学文学部を卒業後、2003年に『授乳』(講談社)で第46回群像新人文学賞優秀作を受賞し文壇デビューを果たす。09年には、『ギンイロノウタ』(小学館)で第31回野間文芸新人賞を受賞した。13年、『しろいろの街の、その骨の体温の』(朝日新聞出版)で第26回三島由紀夫賞を受賞している。自身が勤務し続けているコンビニエンスストア舞台にした「コンビニ人間」(文學界6月号)で芥川賞に初ノミネートされ、16年7月19日、第155回芥川賞の受賞が決定した。

(2016-7-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村田沙耶香」の解説

村田沙耶香 むらた-さやか

1979- 平成時代の小説家。
昭和54年8月14日生まれ。平成15年「授乳」が群像新人文学賞優秀作。21年「ギンイロノウタ」で野間文芸新人賞。25年「しろいろの街の、その骨の体温の」で三島由紀夫賞。千葉県出身。玉川大卒。作品ほかに「星が吸う水」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android