束帛(読み)そくはく

精選版 日本国語大辞典 「束帛」の意味・読み・例文・類語

そく‐はく【束帛】

  1. 〘 名詞 〙 たばねた絹。礼物として使用したもの。
    1. [初出の実例]「非束帛之施。豈称養老之情哉」(出典:続日本紀‐養老五年(721)六月戊戌)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐哀公七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「束帛」の読み・字形・画数・意味

【束帛】そくはく

礼物として用いる反物。〔漢書儒林、申公伝〕魯に歸り、居して家にふ。身、門を出でず。復た客を謝す。獨り王命之れを召せば乃ちく。~上(しゃう)、をして束帛に璧を加へ、安車を以て輪を裹(つつ)み、駟(し)に駕して申へしむ。

字通「束」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android