来世金(読み)ライセガネ

デジタル大辞泉 「来世金」の意味・読み・例文・類語

らいせ‐がね【来世金】

来世冥福めいふくを祈って仏に捧げる金。
「あったらかねあの世へやる。これがほんの―ぢゃ」〈浄・阿波鳴渡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「来世金」の意味・読み・例文・類語

らいせ‐がね【来世金】

〘名〙 死後冥福(めいふく)を祈って仏にささげる金。
※浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)下「あったら金をあの世へやる、是がほんの来世がねじゃ」

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