来所・来処(読み)らいしょ

精選版 日本国語大辞典 「来所・来処」の意味・読み・例文・類語

らい‐しょ【来所・来処】

〘名〙
① 出現したあるものが、もと存在していたところ。あるところから来た、そのもとの場所
正法眼蔵(1231‐53)安居「来処を把定すれば、九十日たちまちにきたる」 〔野客叢書‐巻一・未渠央〕
② (━する) あるところへ来ること。来場
※ある歌人遺書(1976)〈加賀乙彦〉「今日も本人が会いたいというので来所したことを伝えて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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