東園田遺跡(読み)ひがしそのだいせき

日本歴史地名大系 「東園田遺跡」の解説

東園田遺跡
ひがしそのだいせき

[現在地名]尼崎市東園田町一―二丁目

猪名いな川と川とに挟まれた標高約三メートルの低地に位置する。分布範囲は東の猪名川河床から大阪府豊中市利倉西とくらにし遺跡に続く大きな遺跡。昭和四六年(一九七一)から同五九年までの間断続して三次にわたる調査が行われた。弥生時代後期から奈良時代にかけての複合遺跡で古墳時代を中心とする集落

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android