東急百貨店(読み)とうきゅうひゃっかてん(英語表記)TOKYU DEPARTMENT STORE CO., LTD.

百科事典マイペディア 「東急百貨店」の意味・わかりやすい解説

東急百貨店[株]【とうきゅうひゃっかてん】

東急グループ一角を占める百貨店。1934年東京横浜電鉄(現東京急行電鉄直営渋谷に東横百貨店開業,1948年分離独立。58年白木屋と合併して東横(株)となり,1967年現社名。バブル崩壊後の長引く消費低迷で経営が悪化,1999年に白木屋として江戸時代よりの伝統をもつ日本橋店を閉店。また海外店の撤退,不採算部門の清算などリストラを進めている。2005年東京急行電鉄の完全子会社となり,上場廃止となった。2007年3月伊勢丹との業務提携を発表。本社東京。店舗数10(2011年)。2011年資本金100億円,2011年1月期売上高2022億円。
→関連項目東急ストア[株]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「東急百貨店」の解説

東急百貨店

正式社名「株式会社東急百貨店」。英文社名「TOKYU DEPARTMENT STORE CO., LTD.」。小売業。寛文2年(1662)「白木屋」創業。大正8年(1919)「株式会社白木屋呉服店」設立。昭和33年(1958)「株式会社東横百貨店」と合併し「株式会社東横」に改称。同42年(1967)現在の社名に変更。本社は東京都渋谷区道玄坂。東京急行電鉄子会社の百貨店。東京の渋谷・吉祥寺など首都圏を中心に店舗展開。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東急百貨店」の意味・わかりやすい解説

東急百貨店
とうきゅうひゃっかてん

百貨店。寛文2(1662)年呉服店として白木屋創業。1919年株式会社に改組して白木屋呉服店設立,1928年白木屋と改称。1958年東京急行電鉄系の東横百貨店と合併し,東横と社名変更。1967年現社名に変更し,渋谷に本店開店。1989年文化施設 Bunkamuraをオープン。2005年東京急行電鉄の完全子会社となる。

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