東性寺(読み)とうしようじ

日本歴史地名大系 「東性寺」の解説

東性寺
とうしようじ

[現在地名]笠間市手越

手越てごし中央にある。松鏡山弥勒院と号し、真言宗豊山派本尊は十一面観音。寺伝によれば大同二年(八〇七)徳一開山。元和五年(一六一九)宍戸藩主秋田実季が山林八町八反を寄進して再興、祈願寺とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android