東林村(読み)ひがしはやしむら

日本歴史地名大系 「東林村」の解説

東林村
ひがしはやしむら

[現在地名]阿波町 川久保かわくぼ医王寺いおうじ善地ぜんじ五明ごみよう高垣たかがき十善寺じゆうぜんじ寒風さむかぜ中坪なかのつぼなど

伊沢いさわ村の西に位置する。南部を吉野川が東流し、これに南流する芝生谷しぼうだに川・五明谷ごみようだに川が注ぐ。村内を撫養むや街道が通る。「和名抄」に記す阿波郡拝師はやし郷の遺称地とされ、中世はこの郷名を継承する西拝師庄としてみえ、地内の観音庵に延文五年(一三六〇)銘の比丘尼悟心による逆修板碑がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android