東横地村(読み)ひがしよこじむら

日本歴史地名大系 「東横地村」の解説

東横地村
ひがしよこじむら

[現在地名]菊川町東横地

土橋つちはし村の東に位置し、東部には牧之原まきのはら台地支脈が走る。平安時代以来の東遠江の名族横地氏のものとみなされる横地城跡がある。寛永二一年(一六四四)には村高のうち三一三石余は幕府領であったが、正保二年(一六四五)掛川藩預となる(掛川預一万石郷村覚)正保郷帳によると田方八四〇石余・畑方二九一石余、「日損」「松山」「芝山」「新田有」の注記がある。幕府領掛川藩預三一三石余、横須賀藩主本多利長の庶兄、旗本本多内膳領八一九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android