東洋拓殖会社(読み)とうようたくしょくがいしゃ

旺文社日本史事典 三訂版 「東洋拓殖会社」の解説

東洋拓殖会社
とうようたくしょくがいしゃ

明治後期,日本朝鮮開発のために設けた国策会社
大陸侵略とともに植民地経営の中心的役割をになった。1908年東洋拓殖株式会社法により創立。朝鮮で農地5万5000町歩を所有したほか,拓殖金融を行った。のち満蒙・南洋にも拡大,'38年には52社を支配した。第二次世界大戦後,解体

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android