百科事典マイペディア 「東洋紡績[株]」の意味・わかりやすい解説 東洋紡績[株]【とうようぼうせき】 渋沢栄一の発案で1882年大阪紡績会社として創業。1914年大阪紡績会社と三重紡績が合併して設立された日本最大の綿紡績会社。通称東洋紡。以後吸収合併を進め,また毛・人絹・ステープルファイバーに進出,第2次大戦後はアクリル繊維・ポリエステル繊維・ナイロンと三大合成繊維すべてを手がける有数の総合繊維会社となった。1966年十大紡の一つである呉羽紡績を合併。フィルム・メディカル・機能材など非繊維部門が5割を超える。本社大阪,工場敦賀,岩国ほか。2011年資本金517億円,2011年3月期売上高3405億円。売上構成(%)は,フィルム・機能樹脂37,産業マテリアル21,ライフサイエンス9,衣料繊維25,不動産1,その他7。海外売上比率21%。→関連項目伊藤忠商事[株]|呉羽化学工業[株] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報