東白方村(読み)ひがししらかたむら

日本歴史地名大系 「東白方村」の解説

東白方村
ひがししらかたむら

[現在地名]多度津町東白方・見立みたち桃山ももやま

多度津の西に位置し、北は瀬戸内海に面する。慶長一一年(一六〇六)九月四日の生駒一正宛行状(遠山家文書)で、遠山吉左衛門に加増分として与えられた地に「多度奥白方」五二石余がある。「讃岐廻遊記」には白潟の浦の産物として金剛砂海苔を記す。寛永国絵図には東白潟とあり三井みい郷に属し、寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では東白方とあり高三四三石余、同一八年の山崎領小物成帳には綿四九匁とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android