東紮(読み)あずまからげ

精選版 日本国語大辞典 「東紮」の意味・読み・例文・類語

あずま‐からげ あづま‥【東紮】

〘名〙 裾高にするために腰の両脇をからげて帯の間にはさみ込むこと。あずまばしょり。あずまおり。じんじんばしょり。
※新撰六帖(1244頃)五「賤の男があづまからげの麻衣ふたまた河はさぞ渡るらん藤原信実〉」
浮世草子好色二代男(1684)二「藤屋のあづまからげに、浅妻の濡(ぬる)るを厭はず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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