東郷町と
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
鳥取県中央部、東伯(とうはく)郡湯梨浜(ゆりはま)町の天神(てんじん)川河口東岸の北条(ほうじょう)砂丘裏にできた海跡湖。鶴ヶ池(つるがいけ)ともいう。面積4.1平方キロメートル、湖盆深度2.5メートル、透明度1.5メートルの汽水湖で富栄養湖。1258年(正嘉2)の東郷荘園(しょうえん)図に比べ、現湖面は沖積作用で狭くなっている。湖中と西岸の逆デルタ先端にははわい温泉、南岸には東郷温泉がある。近年、湖の汚染化に伴い、強風波浪時には浮上した底質黒色泥の硫化水素臭が生じる。コイ、フナ、ウナギのほかコノシロやマガレイも生息するが、海水の流入増で生態系の変化がみられる。冬季にはカモ類やホシハジロなどの水鳥も飛来する。
[岩永 實]
鳥取県中部,東伯郡湯梨浜町にある淡水の潟湖。湖の東側に溶岩台地が迫り,西側に低地がひろがる。面積4.2km2,周囲11.5km,最大水深5.2m,平均水深1.5m。北西端から橋津川が流出して日本海に注ぐ。最近水質の汚濁や湖底のへどろ化が問題となり,改善がすすめられている。湖中および湖岸から温泉が湧出し,南東岸に東郷温泉(含食塩セッコウ泉,85~94℃),西岸に羽合(はわい)温泉(含食塩セッコウ泉,50~70℃)の旅館街が建ち並ぶ。東郷池は三朝(みささ)東郷湖県立公園の一中心をなし,湖岸には公園や体育館がある。
執筆者:豊島 吉則
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