東金[市](読み)とうがね

百科事典マイペディア 「東金[市]」の意味・わかりやすい解説

東金[市]【とうがね】

千葉県中部の市。1954年市制。九十九里平野中央部を占め,西部下総(しもうさ)台地の一部。中心市街は徳川家康の東金御殿所在地,市場町,上総(かずさ)木綿問屋制家内工業の中心地として栄えた。東金線,千葉東金道路が通じ,平野の商業中心をなす。また宅地化,工場団地の開発も進んでいる。農村部では米,野菜,果樹植木畜産など多角化の傾向がみられる。桜の名所八鶴湖,東金温泉がある。東日本大震災で,市内において被害が発生。89.12km2。6万1751人(2010)。
→関連項目東金街道

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android