東馬場村(読み)ひがしばばむら

日本歴史地名大系 「東馬場村」の解説

東馬場村
ひがしばばむら

[現在地名]鹿島町東馬場

邑知おうち平野中央部やや東側に位置する。西は西馬場村(現鹿西町)、南は尾崎おさき村・小竹おだけ村、北側を熊野くまの川が西流する。大永六年(一五二六)一〇月書写の気多社年貢米銭納帳(気多神社文書)によれば、西馬場と並んで東馬場とみえ、窪田某が一宮気多社へ二六〇文の進納を請負っていた。天正五年(一五七七)一一月一日気多社が上杉氏に宛てた免田指出案(気多大宮司家文書)には、同社神官方の収納分のうちに「ひかしはゝ村」の負担分として米一五俵と銭一貫二五六文がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android