杵屋喜三郎(7代)(読み)きねや きさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋喜三郎(7代)」の解説

杵屋喜三郎(7代) きねや-きさぶろう

?-1752? 江戸時代中期の長唄三味線方。
杵屋宗家6代喜三郎の子。宗家7代。享保(きょうほう)8年の江戸中村座の寿狂言猿若」「新発意太鼓(しんぽちだいこ)」を父とともにつとめる。「泰平の綱引」で,三味線の上調子(うわぢょうし)を創始したとつたえられる。宝暦2年2月25日?死去。前名は杵屋太十郎。作品に「傾城(けいせい)道成寺」「相生(あいおい)獅子」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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