杵屋弥三郎(2代)(読み)きねや やさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋弥三郎(2代)」の解説

杵屋弥三郎(2代) きねや-やさぶろう

?-? 江戸時代中期の長唄三味線方。
初代杵屋弥三郎の子とも,門弟ともいわれる。初代の没後2代を襲名。明和7年(1770)ごろ江戸市村座の立三味線となり,唄方の初代富士田吉次(きちじ)らの相方をつとめ,まもなく死去したという。作品に「菊三番」「千代見草栄丹前(ちよみぐささかえたんぜん)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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