松代満水の記(読み)まつしろまんすいのき

日本歴史地名大系 「松代満水の記」の解説

松代満水の記
まつしろまんすいのき

一冊 原正盛著

成立 寛保二年

分類 記録

原本 長野市米山一政

解説 寛保二年七月二八、二九の両日、関東及び信濃国東部北部にもたらした大豪雨の際生じた松代領内の被害状況の記録。松代城下武家屋敷数、塀の間数埴科郡高井郡更級郡・水内郡四郡内各村別流家・潰れ家・流死人牛馬数、用水堰土堤・砂水田畑・山抜・道路橋破損等につき詳記

活字本 新編信濃史料叢書第一九巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android